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糖尿病25年。身体が変わると、血液も変わる? byなるりえ

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糖尿病25年。身体が変わると、血液も変わる? byなるりえ

糖尿病25年。身体が変わると、血液も変わる? byなるりえ

2026/10/30

【なるりえのひとり言1728】

~糖尿病25年。身体が変わると、血液も変わる?~

 

糖尿病歴約25年・関節リウマチ症状・血液データの経時的変化

 
糖尿病歴、約25年。
 
さらに痛風、憩室炎、関節リウマチ症状など、さまざまな病気を抱えてきたSさん。
 
激しい関節症状により、来院当初は手を動かすことやベッドから起き上がることさえ困難な状態でした。
 
以前、リウマチによる身体の変化についてご紹介した方です。
 
今回は、ちょっと別の角度から。
 
 

身体が変わっていくとき、血液の中では何が起こっているのか?

 

約1年間の血液検査データをご覧いただきたいと思います。
 

 

 

すごいですよね!

 

 

 
【ここに血液データ5項目の数値まとめ】
 
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1. リンパ球の変化

 
リンパ球比率 14.7% → 31.3%
 
リンパ球絶対数 約1,073 → 約1,628 /μL
 
【グラフ①:リンパ球比率の経時変化】

 

 

 
リンパ球は、白血球の一種で、身体の免疫に関わる細胞です。
 
このSさんの場合、2025年9月には14.7%だったリンパ球比率が、2026年10月には31.3%になりました。
 
しかも、割合だけが増えたわけではありません。
 
白血球総数は7,300から5,200へと変化しましたが、そこから計算したリンパ球の絶対数は、約1,073から約1,628/μLへ増加しています。
 
私は、リンパ球比率だけでなく、白血球総数とその内訳のバランスを重視しています。
 
この変化は、私が長年、身体の状態を読み取るうえで注目してきたものの一つです。
 
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2. CRP(炎症反応)の変化

 
CRP 5.27 → 0.29 mg/dL
 
【グラフ②:CRPの経時変化】

 

 

 
CRPは、身体の炎症状態を知るための指標です。
 
2025年9月、激しい関節症状が現れた急性期には5.27mg/dL。
 
2026年10月には0.29mg/dLとなっています。
 
ここで一つ、大切なことがあります。
 
最初の急性症状期から2回目の採血までの数値低下は、VEBIAによる施術を始める前の変化です。
 
VEBIA開始は2025年11月13日。
 
グラフには、その時点を明記しています。
 
私は、最初の急性症状が落ち着く過程で、身体自身の調整する働きが関わった可能性も考えています。
 
その変化と、VEBIA開始後の経過は、分けて見ていただきたいと思います。
 
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3. HbA1cと血糖値の変化

 
HbA1c 7.3% → 6.4%
 
血糖値 114 → 94 mg/dL
 
【グラフ③:HbA1cの経時変化】

 

 

 
糖尿病歴約25年。
 
長年、薬を服用してきたSさんの血糖関連の数値にも変化が見られました。
 
また、主治医の判断のもとで、糖尿病薬が減量・中止される経過もありました。
 
私は以前から、患者さんにお話ししていることがあります。
 
薬で数値をコントロールすることと、身体そのものが調整する力を取り戻すことは、必ずしも同じではない。
 
もちろん、必要な薬はあります。
 
でも、数字だけを見て安心するのではなく、その人の身体が実際にどう変わっているのか。
 
私は、そこをとても大切にしています。
 
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数字の向こうにある身体

 
炎症反応が下がった。
 
リンパ球のバランスが変わった。
 
血糖関連の数値も変わった。
 
私は、これらを別々の出来事としてではなく、一つの身体の中で起きている変化として考えています。
 
特に白血球総数とその分画のバランスは、身体の「幹」を読み取る重要な指標だと考えています。
 
(福田安保理論の「白血球の自律神経支配」と、私自身の約20年間の臨床観察に基づく考察です。)
 
ただし、免疫関連数値だけを見ていればいいという話でもありません。
 
炎症反応、免疫関連数値、実際の身体の状態。加えて心の状態なども。
 
その経過を合わせて見ていくことが大切なのです。
 
Sさんは、以前は困難だった日常動作ができるようになり、再び車の運転もできるようになりました。
 
行きたいところへ、自分で行ける。
 
当たり前だった自由を取り戻してきたのです。
 
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人間の身体の可能性に、蓋をしないでほしい。

 
身体に触れ、状態を確かめ、食事や生活を見直し、必要な施術を重ねていく。
 
その中で身体がどう変わるのか。
 
そして、それが血液データにどう表れてくるのか。
 
私は約20年間、こうした経過を臨床で観察してきました。
 
今回の数値の変化が、何によってどの程度起こったのか、この症例だけですべてを証明することはできません。
 
それでも、こうした臨床経過が実際に存在するということ。
 
私は、その事実を忘れてほしくないのです。
 
今わかっていることだけが、人間の身体のすべてではない。
 
病名や一つの数値だけを見るのではなく、その人の身体を診る。
 
「人を見て法を解く」。
 

私はこれからも、そこを大切にしていきたいと思います。

 
人間の身体には、まだまだ可能性がある。
 
どうか、その可能性に最初から蓋をしないでほしいのです。
 
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~次回は、Sさんがどんな生活を送り、何を失い、そして何を取り戻してきたのか。
 
血液データの向こうにある、一人の人間の変化をお伝えしたいと思います~
 
 
 

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