抗がん剤アフターケアはお早めに!抗がん剤治療後、身体はどこまで立て直せる?! byなるりえ
2026/10/30
【なるりえのひとり言1732】
抗がん剤アフターケアはお早めに!抗がん剤治療後、身体はどこまで立て直せる?!
抗がん剤によって、がんを弱らせる。
でも、その一方で、自分自身の身体まで弱ってしまっていたら?
がんへの攻撃ばかりに目を向けて、その人自身の体力や免疫の状態を見落としてはいないでしょうか。
がんを弱らせることと、人間そのものが強くなることは、必ずしも同じとはいえないのです。
私は、そこをとても重要に考えています。
今回は、抗がん剤治療後にVEBIAによるアフターケアを続けてきた患者さんの血液データをご紹介します。
まずは、こちらをご覧ください。
抗がん剤使用中の2025年6月。
白血球数は2,400。
リンパ球絶対数は約778。
それが2026年10月には、
白血球数4,600。
リンパ球絶対数は約1,490。
どちらも約1.9倍になっています。
赤血球数も295万から383万へ。
では、この間に何があったのか。
この患者さんは、2025年7月3日に抗がん剤治療を終了し、その8日後、7月11日からVEBIAによるアフターケアを開始しました。
2025年9月には仕事にも復帰。
最初は慣れた職場で、週4日勤務。
ところが2026年5月、新しい現場に移り、勤務も週5日に増えました。
仕事の環境が変われば、身体にかかる負担も変わります。こことても大事。
そして7月の血液データ。
白血球数3,300。
リンパ球絶対数、約1,214。
……はあ?!なんで?!
このままあがってくるはずなのに、納得いかん!
このままあがってくるはずなのに、納得いかん!私としては、ここで黙って同じことを続けるわけにはいかない。だってわたしがちゃんと月1回みているのに、こんなこと見逃すわけにはいかないですよね?!
もちろん、数字だけを見て判断するわけではありません。
その人の身体を見て、生活を見て、これまでの経過を見て、血液データと照らし合わせる(血液検査はあくまで任意で、安全確認としていただいているもので、医療機関で行う診断というものとは別です)。
そして、今のこの人には何が必要なのか? を考える。
そこで、これまでのVEBIAに加え、彼女の状態に合わせてホームケアにもう一手を追加しました。
その後、10月の採血では、
白血球数4,600。
リンパ球絶対数、約1,490。
見事に再び増加してきたのです。
これがヒット
というもの。
というもの。もちろん、数値の変化が一つのホームケアだけによるものだと断定するつもりはありません。
抗がん剤終了後の自然な回復もあれば、生活環境や身体の状態など、さまざまな要素が関わります。
でも、私が大切にしているのは、まさにそこ。
人を見て、身体を見て、データがあればそれも客観的手がかりとして確認して、必要なことを決める。
「身体によいこと」をただ続ければいいわけではない。
昨日必要だったことが、今日も同じように必要とは限らない。
身体も生活も、日々変わっているのですから。
ちなみに、もう一つ見てほしいのがリンパ球の数字。
2026年3月のリンパ球比率は37.1%。
10月は32.4%。
割合だけを見れば下がっています。
ところが、実際のリンパ球絶対数は約1,224から約1,490へと増えている。
なぜなら、白血球総数が増えているからです。
私は、リンパ球の割合だけではなく、白血球総数と実際のリンパ球数、その両方の推移を重視しています。どんなにリンパ球の割合が増えても、土台である白血球が少ないことはむしろ万全ではないととらえます。
割合が高いからいい、低くなったから悪い。
そんな単純な話ではないのです。
そして、今回一番伝えたいこと。
がんだけを見て、人間を見失ってはいけない。
病気がどうなったかだけではなく、その人自身の身体はどうなっているのか。
体力はどうか。
生活はどうか。
身体が本来持っている力を、どこまで取り戻せているのか。
病気だけを見るのではなく、人間を見る。
VEBIAは、症状を治して終わる療法ではありません。
その人が自分の身体を理解し、必要な手段を今度は自分でも選べるようになること。
そして、自分の人生を、自分の身体で思いきり生きていけるようになること。
その上で、VEBIAをメンテナンスとして利用できるようになること。
私はそこを目指しています。
今回の患者さんも、まだまだこれから!
これからの経過も楽しみにしています。
ちなみに、彼女にヒットした一手。
これが何なのか知りたい人は多いと思います。
でもこれを言ってしまう事は大きな間違いだと私は思うんですね。
なぜなら、これは彼女の状況下において必要なことであっただけであって、
抗がん剤を使った全ての方のアフターケアに合っていると言えることではないからです。
そして多くの具合の悪い人が、これをやれば良くなると言うものは決して存在しないからこそ、私はあえてここではこれにはこれが効く、という言葉は絶対避けるのが正解だと考えるからです。
ここがとても大事なところなのです。
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