一般社団法人 TIP

20代女性 アトピー性皮膚炎 1⃣

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20代女性 アトピー性皮膚炎 1⃣

20代女性 アトピー性皮膚炎 1⃣

2023/07/21

2022年4月から2023年2月時点の変化

※現在もメンテナンスのため2-3カ月に一度のペースで治療継続中

〇20代 女性 アトピー性皮膚炎

2022年3月6日

~薬との決別を決意~

当院に通院されている親戚から、薬を使わない治療を勧められたことがきっかけで、セミナーに親子で参加。

アトピーの発症は、高校生の時。約10年のアトピー歴。

発症当時からステロイドの使用と、後半約3年〜4年の間、ステロイドに加え、プロトピックも使用。

薬の使用は続けていたが、突如、胸に強いかゆみや、ただれなどが出るようになり、数か月前からは全身のかゆみが止まらなくなる。

セミナーに来た時点で、すでに二週間ほど薬の使用をやめていたため、かなり強い症状が出ていた状態で来院。

今日にも治療を始めたいとのことだったが、10日後まで予約が取れないので、その間に、ビフォーケアとしてオイルの使用を勧めた。

親の心情としては、すぐにでもなんとかして楽にしたいという気持ちもあり、かなり焦りもあったが、腰を据えて治していくことが大切と伝える。

本人以上に、親が過剰に心配しすぎる環境は、依存を生みやすく、本人が思考をしながら自分自身でも治していく気持ちを邪魔することにもなるため、親御さんといえども過剰介入にならないようアドバイスする。

 

2022年3月16日

~薬をやめた不安「これって本当に大丈夫なの?」~

治療開始。

症状がとても強く出ている状態で、ホームケアのオイルだけでは、なかなかかゆみは止まらない状態。炎症もかなり強く出ている。しかし、実際オイルなども全く使ってないことと、日常でケアとして使っていることでは、後々で差も大きくなってくるため、土台作りとしての使用を引き続き勧める。薬をやめて炎症状態が続いたことから、脱薬したアトピーの人に多く見られる足の浮腫も現れ始める。

2022年3月23日

~これが本当の薬の正体~

薬で抑え込まれていたアトピー症状が脱薬と治療の効果で、さらに勢いを増して強く出てくる。薬の体へのとりつき方は、想像以上に強く、薬をやめたといっても、それだけでは体がアトピーになりにくい体に変わったわけではないことの理解が必要である。脱薬・脱ステすると同時に、代謝や血流がいいアトピーにかかりにくい免疫が整った状態にしていくことで初めて本当の脱薬の効果があると当院は考える。このケースは、脱薬を始めて1カ月ほどのタイムラグで、炎症が出てきてすぐ始まったということが切なポイントである。

実際写真の通り、体の表面に現れてきた症状は、ただのアトピーとは言えない。薬がからんでいることによる、薬害の現れと考える。

(ピーク写真)

 

加えて足の浮腫も勃発する。

本人もこのレベルの症状が出てくることに、かなりの恐怖感を感じていたが、このようなスピードでこのレベルくらいの症状が出すことができるというのは、明らかに免疫の力が強い体質ゆえであると伝える。

体質的には白血球もリンパ球も平均くらいから上くらいで持ち合わせている体質と、見た目や症状の出方から推測する(2番の体質)。

 

治療は当面の間約1回のペースで進めていく。

 

※3月は4回治療

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