50代女性 シェーグレン症候群 2308
2023/10/19
S.K様 50代女性 シェーグレン症候群
7~8年前より肺や心膜に水貯留
長年ステロイドの使用に不安を感じ来院
2016.10.06
7~8年前に肺と心臓まわりに水が溜まり始め、シェーグレン症候群と診断された。
その際に、リウマチ因子も高く、また甲状腺もやや腫れがみられるので気を付けるようにと言われた。
これまではステロイドで対処してきた。はじめの5年間は毎日飲んで手放せなかったが、副作用などのことを調べ、もっとお身体がだめになっていってしまうのではないかと怖くなり、3年前から徐々に減らし、この1年は月に2~3回の服用にとどまっている。
まったく薬を飲まないと熱が39℃近く出て、肺や心膜あたりに水が溜まり始めるので、その時は苦しくて飲んでいる。
気功、漢方も試したが効果なかった。漢方は合うのが見つかるまでといろいろなものを飲まされたが変化なし。
食欲は普通。便通は1日1回。
心臓や胸が苦しくなる。
1年前に閉経。
首肩背にコリをいつも感じる。疲れやすい。
鍼は恐くて抵抗感あり。
身体は全体に詰まりが強く、なかでも腰は特に強いが、ご本人は押されるまで気づかなかったとのこと。
検査数値や医師に言われたことを鵜呑みにしてしまうようなので、この治療を受ける以上は、そういうものを気にしすぎないようお伝えしたが、まだマインドに入り切っていない模様。次回以降もリマインドしていく。
お住まいが遠いため、まずは月に1回でもいいので継続することに意味があると説明。
薬を止めたいと思っているがもう一歩のところで踏み出せない様子なので、急に止めるのではなく、身体がいい状態になれば自然と減らせるときがくるとお話した。
2016.11.09
前回の施術後は、大きな瞑眩などはなく大丈夫だった。
きのうから熱がでておりまた水が溜まり始めているかも? いつもなら薬を飲むが、今回はまだ飲まずに様子をみている。
施術すると頭から首にかけては痛みを感じるが、背部から下はくすぐったさが強い模様。
腰の奥のほうに詰まりがあるが、まだそこまで行き着けない。
つむじ風くんで全身の血流を上げるようにセルフケアをお勧めした。
2016.11.24
前回の施術後に発熱してまた水が溜まってきたが、薬なしで乗り越えることができた。
磁気でのセルフケアもスッと楽な感覚がでていい感じがした。
身体の肉質が良くなり、施術時の痛みの感じかたも減った。
初回はなでる程度の刺激でも痛みに息ができないくらいだったが、今回は少し深めに刺激できるようになる。
本人も体の変化を感じられた模様。
苦手と言われていた鍼を今回は初めて行った。かなり緊張したようだが、打たれてみるとほとんど何も感じず印象が変わったとのこと。
薬を止めるのが恐いとのことだったが、自身で積極的に断薬へ挑戦。
治療開始から1カ月間、薬なしで過ごせた!
磁気やお灸のセルフケアも併用
2016.12.09
また発熱と水の貯留があり後頭部から背中まで鉛を背負ったような鈍痛がある。
実は9年前にSLEの診断も受けているとのこと。
にもかかわらず、この治療を始めてから1カ月間薬なしで過ごすことができている。
背部の緊張は強く、しっかりめに流す。肉質としてはずいぶんよくなっており、強めの刺激にも耐えられる。
腰の奥の方のコリにはまだ触れられない。肩の付け根付近はどれほど押しても何も感じないとのこと。
2017.01.18
肺の水はまだあり(紙をくしゃくしゃとするような音が聞こえる)、首や肩におかしな痛みもでる。
が、治療に通い始めて以降はステロイドを一切使っていないが、悪化しているような感じは見られないとのこと。薬なしで保てている。この治療は自己免疫疾患(膠原病)に有効な気がする、と喜ばれる。
水が溜まるしんどさやストレスはあるものの、自身での磁気でのマッサージやお灸することでだいぶ楽になるのが分かる。
身体はだいぶ柔らかくなっている。腰背移行部の奥のコリにも触れられるようになり、しっかり施術できた。
薬なしでも悪化していないことにフォーカスしてもらうようお話し。身体が整うまでにはそれなりの勢いが必要であること説明し、水が溜まるうちはあまり間を空けずに治療を受けてもらうようお勧めした。
また、過去の血液データは見つからないとの事なので、薬を使わなくなった今のご自身の状態を把握するためにも血液検査をしてもらえるところがあれば血液像だけでも取ってもらう事お勧めする。
2017.02.01
肺の水はまだあるが少なくなった感じがあり、以前に比べて溜まりにくくなっているように感じる。先月くらいから熱は高くならず、微熱程度で済んでいる。身体の変化を感じるようで大変喜ばれている。
休職していたが、働く必要があるため来週より週3日くらいから徐々に仕事を始めるものの、復職には不安があるとのこと。
ストレスがかかることは確実なので、今まで通りのセルフケアではなく、磁気での刺激量やお灸の回数増やしたりなど、しっかり行うようアドバイス。
ストレス・疲労で症状が出てもなんとかなる
「やっぱ薬いらないじゃん」と自信に
2017.03.09
復職しようとした矢先に母親に病が見つかり、その世話をしなければならず、疲れやら何やらいろいろと溜まっている。疲労が強いのか表情も暗い。
その負担からか、2回ほど発熱し、また胸に水が溜まる感じがでてきた。
今回はすごく苦しくなる予感がしたが薬は使わず、なんか少し動いた方がスッキリしそうと思い、ウォーキングに行ってみたら身体が楽になった。
この経験がまた「やっぱり薬いらないじゃん」と思い直すきっかけになった。
自分がダメになっては元も子もないので、出来るだけ時間を見つけては治療にきたいとのこと。加えて家でのケアにも力を入れるように念押し。
2017.03.22
母親の病気はまだ大変なこともあるが、ひと段落はしたとのこと。前回と比べて顔色が良くなり、元気もでている様子。
2月はストレスからか発熱したが、前回の治療後からは熱はでておらず、ウォーキングなどでも体をうまく保てて自信がついた。
一方、健康診断ではいろいろと引っかかってしまったとのこと。
2017.04.13
先週熱がでて、今も少し続いている。呼吸の苦しさはあるものの薬はなしで済んでいる。
背中のこりが崩れてきた分、肝臓裏の詰まりが目立ってきている。
また、背中にアトピーのような湿疹がでていて痒みが気になる。この季節には基本でてくるとのことだが、毒出しを兼ねている可能性もある。
ストレスや疲労に負けないよう、負担がかかったときは自身でのケアの量も増やして巻き返しを早めるように指示。
苦しくてびくびくしていた日常がなくなり
世界が広がった
2017.06.07
一昨日から発熱して心臓まわりの違和感が少し強く感じたが、昨日今日でかなり落ち着いた。乗り越えるたびに、本当に薬なしで過ごせるようになったなぁ、としみじみ思うとのこと。
苦しくてびくびくしていた日常がなくなって、症状が出てもすぐに治まるので世界が広がった。
背中の痒みは落ち着いている。
母親のこともあり忙しくてなかなか来られなかったとのことだが、セルフケアを頑張っていたようで、身体は比較的緩んでいる。
定期的に通えない場合もあるので、コリンコを購入して、さらに自宅ケアを充実させることとした。
2017.06.21
前回治療後は、とても体調がよくなり、気分もすがすがしかった。
その勢いでいろいろ用事をこなしたところ、きょうは身体がだるい。
前回からあまり期間が空いていないので、背部が柔らかく、脊際の深いところに施術できた。
背中の皮膚はカサカサ感が減りきれいになっている。痒みも落ち着いてきたとのこと。
セルフケアを始めて、オイルにも興味がでてきた模様で、今回は痒み用にブリーズイージーとコンセントレーションを購入された。
2017.08.02
前回治療の翌日は身体がずどんと重だるくなったが、それが抜けた後にとても調子が良くなった。また、その日を境に背中の痒みがなくなったとのこと。その身体の重だるさは瞑眩だったと思われる。
治療期間が空いたわりに上背部は柔らかく落ち着いているが、腰から下のつまり感が強い。熱が上っているのか、頭部の熱感と頭皮の赤味がある。頭皮への磁気刺激もいつもより痛く感じるとのこと。
最近は体調が不安定気味だが、変わりやすい天候や暑さが影響しているのかなと考えている。
2017.10.26
母親の介護のこともあり、疲れがかなり溜まっている様子。
頭部に赤味も出ていて頭熱の状態がみられる。
前回から熱っぽさは抜けて楽になった。心膜水は時々溜まるし、疲れると熱っぽくなることもあるが、症状は軽く、割とすぐに引くようになったとのこと。
2017.12.13
介護などの忙しさは慣れてきたのもあるのか気持ち的に少し余裕がある。先月、一度熱が出たがすぐに引いた。
頭部に赤味はなく、前回と比べてのぼせ感はなくなっている。
寒くなってきてから発熱の頻度が上がった感じがあるとのこと。それでも引くのは早くて全然楽。
免疫が低下しやすい時期なので、セルフケアで血流促進、身体を冷やさないように工夫するのが大切である旨をお話し。
1~2週間前よりいたるところにアトピーのような症状が出たため、念のため病院を受診するも検査もせずステロイドを処方されたがもちろん使用せず。
アトピーのような症状に関しては、身体に緩みがでてきていることからも毒出しと思われる。痒みはストレスに感じるほどではないとのこと。
後日、アトピー様症状はなくなる。
まだ発熱することもあるがすぐに治まり、生活での苦しさもなく仕事に復帰しながらも体を保ちつづけている。
脱薬が恐かったが、どんどん自身で挑んでいき症状が出ても薬を使わずに、楽に乗り越えられる身体を手に入れた症例となっている。
現在はさらにいい身体を手に入れるべく、時間を見つけて通院中。
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