40代男性 アトピー性皮膚炎 全身脱毛症
2018/01/26
40代男性 アトピー性皮膚炎 全身脱毛症
治療開始の3年前くらいに全身脱毛症が起きる。
幼少よりアトピー性皮膚炎。ステロイドでずっと対処し続けていた。
全身脱毛の原因がステロイドの使用が原因ではないかと調べ始めていったところ、当院の情報を見つける。
全身脱毛所になる前は、仕事も多忙でかなりのストレスかかっており、円形脱毛症も起きていた。
大学病院で診察してもらったところ『自己免疫疾患によって脱毛が起こっている』と診断。
全身脱毛症が発症して以来、比較的アトピーが落ち着いたのでステロイドは控えていた。
2016年2月 初来院
全身脱毛症に加えて、アトピーはストレスを感じると強く出るなどの現象がある。
特に首回りや背中に強いアトピー症状が出ている。
顔など、他の部分も比較的出ていないように見えるが、ステロイドによる独特の皮膚の光沢感と、皮膚自体が張って硬いというような印象を受ける。アトピー症状が良い状態というわけではなく、ステロイドで抑えこまれているようなイメージ。アトピーが出ていな部分も含め、強い痒みを全身に感じている。
このステロイドで固められた皮膚の硬さ、体から薬の残骸を出し切らない限り、本当のアトピー改善、痒み改善、全身脱毛症の解消はできないと判断。
体調的には普段から疲れやすく、夜も睡眠が浅く寝た気がしない。胸やけや胸が重苦しい、口が渇くなどの訴えがある。交感神経優位になっており身体が緊張して休まらない状態。
頭や顔が赤みを帯びて熱感があり頭熱足寒を起こしている。
背中のコリは表層部分は比較的柔らかい状態だが、奥の方にかなり強いつまりがあり、血流を阻害している感じが見受けられる。
まずは身体のコリをほぐして血流を良くし、頭などの上部に上がっている熱を末端に落とすようにして頭寒足熱に戻していくように施術を始める。
施術後は顔の赤みが抜けて白っぽさがでてきた、本人もとてもすっきりしたとのこと。
2016年3月(2回目)
前回施術後には瞑眩からか身体がとてもだるくなって、寝るときに汗がたくさん出てくるようになる。
この時に初めて普段から汗をかいていないことに気が付き、体の変化を実感する。
更にホームケアでデトックスをしようとお風呂で汗をかいたら、太ももに蕁麻疹が出てとても痒かった反面、身体が軽くなり楽になる。
体が緩んでいくにつれ、体から甘いようなステロイドの臭いが出始める。
2016年4月(3回目)
仕事が忙しく定期的に来院するのが難しくなってくる。
ストレスも強くかかって、ひどいコリと目の疲れがでてくるが、アトピーは全体的に薄くなってきて背中はとても綺麗になる。身体からステロイドの臭いも減少する。
2016年7月(4回目)
前回から期間が空いてしまったため全身に強いコリが出てくるが、身体の流れができているのか治療をすると早い段階でコリが崩れてくるようになる。
アトピーはほとんどわからないくらいにまで回復している。
2016年9月(5回目)
もうほぼアトピーは出てこなくなって、きれいな肌になったと本人も実感。
その代わりか湿疹が首、肩、脚と身体の所々に出てくるようになる。
アトピーが楽になった頃から今度は腰痛が気になるようになるが、これも体が治っていく通過点なのだと前向きにとらえられるようになる。
2016年11月(6回目)
湿疹がなくなってキレイな肌になる。痒みを感じることはあるがすぐに治まって湿疹のようにプツプツとしたものは出てこなくなる。
2017年1月(7回目)
お正月に久しぶりにゆっくりできて、仕事の忙しさが抜けて逆にペース崩れて気が緩みすぎて副交感神経モードが強くなると、アトピーが出てきた。
今回は肩から手首、内ももと腰に出てきたが、以前の首や背中に出ていたので違うところに出てきて、少し不安なところもあったようだが、症状にとらわれず身体を良くしていくことを確認する。
2017年3月(8回目)
アトピーは前回治療後から出てこなくなる。
また熱を上に溜めてしまっている感じがあり、のぼせ感や頭の鬱滞が見うけられる。
痒みが出なくなった分、仕事疲れでの肩や腰の張り、目の疲れの方が気になるようになる。
2017年4月(9回目)
前回治療後以降もアトピーは出ていない。
治療に来るにしても月1回やそれ以上になってしまうことが多いのでセルフケアをどうしたらもっとうまくできるかと、自身でもっと体をよくしようという気持ちが出てくる。
2017年5月(10回目)
アトピーは出ない状態が無事続いている。首と肩がまだ張った感じが出ることはあるが、体全体としての調子はすこぶる良く感じている。
全身脱毛以来生えることがなかった、眉毛と髭が生えてくるようになる。少しずつだがしっかりとした毛が生えてきている。
4年以上生えてこなかった状態から変わってきたという実感が自信につながる。
まだ自分の体に毛が生える力があったことがわかったことで、やる気も増すようになる。
仕事のこともあってなかなか定期的に治療に通うことができない中、自身でのケアをし、根気よく治療を続けて快復に向かっていっている症例となっている。
病院の全身脱毛は「自己免疫疾患」のだろうか。
それはただの「ステロイドの被害」という病名ではという疑問を強く持つ症例でもある。
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