【ステロイドは性格も変える?】 by 代表の雑談
2026/10/25
長年、患者さんと話していて気になっていたことがありました。
特にアトピーの方に多いのですが、一様に似たような性格をしている。
一つのことが気になるとそればかり考えてしまう。
ネガティブ思考。
自分の性格は交感神経優位だと思っている。
アトピーの人はそうだからという思い込み。
自分のアトピーは他とは違う。
などなど・・・・
これって体質から見るとちがうんだよなぁと思いつつ先生と話していると、『それは薬のせいだよ!』と一言!
おーーー!そうか!なるほどね!
と思ったのでステロイドがどれほど自分の性格や精神に影響を及ぼしているのか調べてみました。
それではごゆっくりお読みください!
「その性格、本当に“あなた自身”ですか?」
幼少期からのアトピーとステロイド使用が、精神や人格形成に与える影響
「昔から神経質なんです」
「考え込みやすい性格で…」
「すぐ不安になる」
「頭の中がずっと休まらない」
「人の目が気になる」
「常に緊張してしまう」
もしあなたが幼少期から
アトピー性皮膚炎
に苦しみ、長年
コルチコステロイド
を使用してきたなら――
その“性格”は、本当に生まれつきなのでしょうか?
アトピーは「皮膚だけ」の病気ではない
多くの人はアトピーを、
「肌が荒れる病気」
程度に考えています。
しかし実際には、
- 強烈な痒み
- 睡眠不足
- 慢性炎症
- 神経刺激
- ストレス
- 薬物治療
これらが幼少期から何年、何十年も続きます。
つまり脳や神経は、
常に“危険”を感じ続けている
状態なのです。
本来、人間の身体には
- リラックスする時間
- 深く眠る時間
- 安心する時間
が必要です。
しかしアトピー患者さんの多くは、
「休めない身体」
のまま成長していきます。
幼少期の脳は「環境」で作られる
特に問題なのは“幼少期”です。
子どもの脳や自律神経は、まだ発達途中。
この時期に、
- 常に痒い
- 夜眠れない
- イライラする
- 掻き壊す
- 薬を塗る
- 我慢を強いられる
- 人目を気にする
こうした状態が長期間続くと、脳は
「世界は危険な場所だ」
と学習していきます。
すると次第に、
- 過敏
- 神経質
- 完璧主義
- 強い不安
- 執着
- 考え込み
- 人への警戒
- 感情コントロールの難しさ
などが“当たり前”になっていくのです。
しかし本人は幼少期からそれが普通なので、
「これが自分の性格だ」
と思い込んでしまいます。
ステロイドは脳や精神にも影響する
医学的にも、ステロイドは量や期間によって、
- 不眠
- 焦燥感
- イライラ
- 不安
- 気分変動
などの精神症状を起こすことが知られています。
もちろん全員ではありません。
しかし幼少期から長期間、
- 強い炎症
- 睡眠障害
- 神経過敏
- ストレス
- ステロイド使用
が続けば、脳や神経系に影響が蓄積していく可能性は十分考えられます。
つまり問題は、
「薬だけ」
でも、
「性格だけ」
でもないのです。
“支配されている”ことに気づけない
ここが最も怖い部分です。
例えば、
- 常に最悪を想定する
- 一つのことを何日も考え続ける
- 人の言葉を必要以上に気にする
- リラックスできない
- 頭の中が止まらない
- 急にイライラする
- すぐ不安になる
こうした状態が長年続くと、
本人はそれを
「自分自身」
だと思うようになります。
しかし実際には、
慢性的な炎症と神経過敏状態に、脳が支配されている
可能性があるのです。
つまり、
“本来のあなた”ではなく、
“休めなくなった神経系”
が人格のように振る舞っているケースもあるのです。
なぜ治療しても変わらないのか
現在の西洋医学は主に、
「炎症を抑える」
ことを目的としています。
もちろん炎症を抑えることは大切です。
しかし、
- なぜ神経が過敏なのか
- なぜ睡眠が崩れているのか
- なぜ常に緊張しているのか
- なぜ回復モードに入れないのか
ここまで見られていないケースも少なくありません。
つまり、
“皮膚”は見ていても、
“神経系全体”は見られていない
のです。
VEBIAが見ているもの
VEBIAでは、アトピーを単なる皮膚疾患とは考えていません。
私たちが重視しているのは、
「身体がなぜ慢性的警戒状態になっているのか」
です。
- 自律神経
- 血流
- 身体の緊張
- 内臓疲労
- 睡眠
- 神経過敏
これらが崩れていれば、身体は回復できません。
つまり必要なのは、
「炎症を無理に抑え込むこと」
だけではなく、
「身体が安心して回復できる状態」
を取り戻すことなのです。
“性格”だと思っていたものが変わる人もいる
実際に、
- 睡眠が深くなる
- 身体の緊張が抜ける
- 呼吸が楽になる
- 神経の過敏さが減る
ことで、
「こんなに気持ちが楽だったんだ」
「昔より考え込まなくなった」
「初めて身体が休まった感じがする」
と言われる方も少なくありません。
それはつまり、
“性格が変わった”のではなく、
“神経系が正常に近づいた”
のかもしれません。
もしあなたが、
「これが自分の性格だから仕方ない」
と思っているなら、
その考え自体が、
長年の炎症と神経過敏によって作られたものかもしれません。
最後までお読みいただいていただきありがとうございます。
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