50代男性 重度のアトピー性皮膚炎 2304
2023/07/20
K.U.様 50代男性 重度のアトピー性皮膚炎
2020/02/13
アトピー性皮膚炎で7年間ステロイドを使用していたが、塗ったときは治まるも止めるとまた出てくることに矛盾を感じるようになり使用を中止。生活を見直すことで改善し、その後10年ほどは症状が出ない状態だった。
しかしまた徐々に悪化し、今度は生活を改善しても良くならず途方に暮れていたところ、ブログをみて当院のアプローチ方法を知り来院。
来院時のアトピー症状はかなり強く、皮膚からの浸出液で全身がぐじゅぐじゅしたような状態。
また冷えが強く、夏でもマウンテンパーカーなどを着用し、エアコン下ではダウンジャケットが必須なほど。特に足はかなり冷たく、血の気がなく真っ白だった。
背中から腰にかけてはバキバキに緊張しているが、下肢は力のない状態。
過去にバセドウ病と診断され、アイソトープ治療を行った結果、甲状腺機能低下症となり現在はホルモン剤を服用している。
根本的な体質改善を希望し、今日から甲状腺ホルモン剤の内服を止めるとの事。
2020/03~05
症状が強く出てきて辛いとの訴え。
症状のなかった部分にもヒリヒリとした痛みや痒みがでて、かなりつらい状態になっている。
治療によって中に溜まっていた毒素が外にでてくるため、このように一時的に悪化することは多い。
辛い時期をしのぐために、ひまし油やコンセントレーションオイルをお勧めした(ワセリンは出口をふさぎ毒の排出を遅らせるためお勧めしない)。
痛み・痒み以外にも身体の引きつりや、目の曇り感など様々な症状がでてきている。
一番つらい時期だが、ここが踏ん張りどころと伝えると、「頑張る!」とのこと。
2020/06
痒みはまだかなり辛いとのことだが、皮膚感が変わってきた。
薄くなっていた皮膚に厚みがでてきており、これはご本人も自覚している。
また、氷のように冷たかった手足に温かさがでてきたとのこと。
奥様に「掃除のときに落屑が減った」と言われたそう。
2020/07
体幹部分の皮膚がかなりきれいになってきている。
手足の痒みはまだ強いが、オイルの使用でしのいでいる。
足の皮膚の剥離が減り、皮膚の乾燥が治まるなど客観的にはかなり変化してきているが、ご本人の自覚が弱い。
頻繁に感じていた甲状腺のあたりのうずくような感覚が、このところないとのこと。
2020/08~09
3年前から生えなくなっていた眉が生えてきた。
頭の脱毛部分にも毛穴ができ、わずかに毛も生えてきている。
また、ひどかった冷えをあまり感じることがなくなり、この夏は暑いと感じている。
身体が大きく変わってきている時。ここを逃さずにしっかりとケアしていきたいところ。
2020/10~12
先日、大腿やふくらはぎに蕁麻疹のようなものが出てしばらくして治まった。
「身体が何かを排出しようとしている」と感じたとのことで、身体の変化に自覚的と感心をもつようになってきている。これはとても大切なこと。
よくよく話を聞くと、ファストフードやスイーツなどを摂ると、顕著に症状が出てくる様子。
食事にも気を付けてもらうようアドバイス。
下肢の皮膚は正常な部分が増え、生えなくなっていたすね毛が生えてきた。
2021/01~06
毎年冬の時期は足先が冷えすぎてつま先にカイロを入れないと痛んでいたが、今年はなくても大丈夫。
血液検査の結果、甲状腺は引き続き低下症の数値だったが、自覚的には低下症の影響と思われる症状はないとこと。
下肢の皮膚は正常になってきたが、肘と膝の関節まわりに皮膚のかさつきが残っている。
2021/06~09
毎年この時期になると不調。膝まわりに蚊に刺されたような蕁麻疹がでている。
風呂上りに汗が引かず、そこから痒くなるとのことだったので、オイルケアのアドバイスをした。
下肢のアトピーはかなりキレイになってきており、ご本人も喜んでいる。
2~3日に1回は自宅でお腹にお灸をしている。とても気持ちが良く、便通も改善した。
身体は柔らかくてとてもいい状態。
寒さなども感じず、ダウンを着込んでいた過去の夏とは大違い。
2021/10~2022/02
在宅から毎日出社に変わったストレスもあり、遅くまでYouTubeなどを観てしまい、睡眠時間が減っている。
顔・首周りの痒みがでてきた。
睡眠不足から交感神経優位になり上の方に症状が出ている可能性もあるとお伝え。やはり普段の生活が重要だと実感したそう。
身体は赤味も少なくなり肉質も柔らかいが、顔だけ少し赤味がある。
睡眠中は免疫回復の時間なので、睡眠が減ると活性酸素がまって痒みの原因なることをお話しした。
気を上に上げやすいので、意識してゆったりする時間を増やすようアドバイス。
2022/03~
痒みがでることもなく、調子が良い。
お酒をあまり飲まなくなり、炭酸水で満足できるようになって体への負担は少なったことと、まだ動画などで睡眠時間は少ない時があるが以前よりも睡眠時間などには気を付けるようにしていることで、調子上がったことにつながったのかなと思う。
治療をしながら、自らの食や生活で身体の調子が変わることを実感し、改善したことでを回復してきた症例となっている。
まだ痒みがでてきたりする時もあるが以前のようにぐじゅっとすることもなく、対応できるようになっている。
更にブレない身体を目指して模索しながら治療継続中。
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