一般社団法人 TIP

30代男性 慢性膵炎 

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30代男性 慢性膵炎 

30代男性 慢性膵炎 

2017/01/24

D・Wさん 男性

 

2016年7月

大腸癌になり内視鏡手術する。

同時期に慢性膵炎の診断。

 

2016年8月末

某クリニックで行ったオーリングテストでも膵臓癌の種があると言われる。

大腸癌に関しては身体に残っている細かい癌細胞を現在マイクロ波で治療中。

 

癌に関しての痛み等はなく、自覚症状として辛いのは手足の冷えと胸や手足にあるアトピーの痒み。

 

32歳の時に咳喘息の既往歴。

 

体温は35.7℃以下。

下痢しやすく強い冷え症。

 

8月後半から他の鍼灸院の治療を受け始めるが効果を感じられないまま継続していた。

 

2016年10月

当院のセミナーに参加。

薬を止めてしまうのは少し不安があるが、薬を飲まなくても身体の免疫力を高めて良くなる治療を受けてみたいと思い、当院の来院を決める。

 

当院での治療開始。

全体的に冷えがあり手足は氷のように冷たい。

 

身体が弱り神経が過敏になっていて背腰部は軽く触っただけでもくすぐったがるため初回は温める事を重点に施術。

磁気針での刺激は相当痛がるが、施術後は顔色が良くなり本人も何だかすっきり感があるとの事。

 

この時点ではまだ不安があり、薬を止めていない状態。

 

翌週来院。

セミナーと前回の治療中での話から薬とサプリをいっさい止める。

止めてから身体の中が痛むことがあって不安になる事もあるが今のところ頑張っている。

 

冷えから痛みが増幅されている可能性も大きいので、ご自身でもしっかり温めてもらうよう話し、治療も痛みケアをしっかり行い、オイルもセルフケアに活用してもらう。

 

白血球分画から経過を考察したり当院の過去のブログからセルフケアの勉強をしたり食事を見直したりと自身の治療に対し積極的になる。

 

食事の見直しを行っているが、玄米を食べると胃が痛くなるとの事で今はまだ消化能力が追い付いていないので消化に良いものを優先させても良いと説明。

 

2回目の施術後から調子が良くなったりだるさが出たりと体調に変化が出るようになり、体が敏感になってくる。

 

2016年11月

3回目の治療後からアトピーや風邪からの咳喘息などの症状が出始める。

もともとアトピーや咳喘息の既往歴があり、どれも今まで薬(抗ヒスタミン剤)で抑えていたが、毒出し(好転反応)だと考え薬を使わずオイルなどで対処される。

 

咳喘息やアトピーによるかゆみの症状に対してかなり辛い時もあり、ストレスもあるようだが、本人の治したい意志が強く薬に頼らず頑張る。

身体も神経の緊張が解けどんどん柔らかくなる。

くすぐったさが緩和して強めのアプローチも出来るようになり冷えも緩和し始める。

 

ずっと抱えていた腹痛もこの時点で消える。

体温もまだ36℃台にはいかないものの少しずつ上がっている。

 

11月後半頃には少しずつ体調が整い始め本人も調子良く感じるようになってくる。

 

一般的には慢性膵炎になってしまうと悪化のスピードを遅らせることしかできないと言われている。

しかし6回目の治療後、11月末のエコー検査で膵臓の影(慢性膵炎)がなくなる。

 

薬を止めたこと、食事に気を使う事、週1回の治療がばっちり聞いていると感じている。

 

治療をしながら、自らの食や生活を改善したことで慢性膵炎を克服した症例となっている。

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