一般社団法人 TIP

60代女性 口腔内白板症 口腔扁平苔癬 味覚障害 痛みによる摂食障害

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60代女性 口腔内白板症 口腔扁平苔癬 味覚障害 痛みによる摂食障害

60代女性 口腔内白板症 口腔扁平苔癬 味覚障害 痛みによる摂食障害

2016/07/27

S・Sさん 女性

 

2016年1月

口腔に痛みを感じる。

ものがあたっただけで、かなりの痛みを感じるので、食事がまともにできない状態になる。

 

口腔内白板症、口腔扁平苔癬、味覚障害と〇京〇大〇〇病院で診断される。 

この病気は完治することはありませんと言われ、今後ガンにつながる可能性があるので、定期的な検診に来るように勧められる。

口腔内のただれもひどく、かなり重症なのでつける薬も治療法もないと言われ、うがい薬だけ処方される。

 

その1か月後には味覚を感じなくなり、食べても食べているような感じがしないという症状も起きてくる。

病院で処方されたうがい薬を使ってから味覚が悪化したような感覚があった。

 

食べることが困難な状況の中、家族の食事はつくらなければいけないなど、精神的にも苦痛を感じてくるようになる。

味覚もなく、痛みもあるので、食事は家族が食べているものをミキサーにかけ、流し込んで食べるような状況も続く。

実際噛むこともなく栄養だけ流し込んでも、栄養の吸収がうまくいかず、加えて精神的なストレスもかかって、体重減少が起きてくる。

食欲もどんどんわかなくなってくる。

 

2016年3月初旬

気血免疫療法会、リアル免疫力セミナーに参加する。

他の免疫治療院を予約済みだったが、話を聞いて今後どうするかをもう一度検討し直し、予約をキャンセルし、当院での治療を始める決意をする。

 

今までの病気で使ってきた薬や、子宮の摘出などの手術が、今の病気につながっていることも認識し、今後は本当の意味で体を治したいと決意する。

 

セミナー参加以降、セルフケアの大切さも感じ、爪もみなどを取り入れる。

冷えなどが少し緩和してくるのを感じる。

 

治療初回では、セミナーの体験で受けた以上に全身に痛みを感じるところが多いことに驚く。

夜中に脚のこむら返りを起こすことも多く、これも全身の血流の悪さから来ていると実感する。

病巣である口腔近くの顔周りの皮膚の弾力がなく、弱っている状態。

治療自体はとても痛かったが、治療後は爽快感が出る。

 

まずは週1回のペースで治療を行うようにする。

さらにセルフケアで磁気のローラーを購入し、毎日行うようにする。

 

2016年3月後半

足の軽さをすごく感じていくら動いても疲れを感じなくなる。

治療を2回~3回受けた頃から、肌がキレイになってくるのを感じ、精神的にも落ち込みにくくなってくる。

それと同時に味覚障害が緩和してきて、味を感じるようになり、料理もしっかりできるようになり、ストレスも減少する。

  

2016年4月前半

病院に検診にいくと白板症に変化はないが、口腔扁平苔癬が小さくなっていると言われる。 

舌下にあった違和感もなくなっていることに気が付く。

 

2016年4月後半

口腔扁平苔癬が減少しているところもあるが、新しく出てきて強く痛みを感じたりすることもあり、不安に襲われる。

しかし、それも好転反応の一つであり、体は一気に治るのではなく、出たり引いたりしながら繰り返し薄まってくるものというアドバイスをする。

ツムラの漢方もとっていたが、添加物が入っているものは極力止め、効くものは全部取ればいいのではなく、きちんと本物を選んで体を純粋に保っていく大切さも説明する。

 

この頃から治療をすると体が一気に温まる感触を感じるようになる。

  

2016年5月前半

出たり引いたりしていた症状がまた治まってくるようになり、今までできなかった外食を孫たちと楽しむことができるようになる。

楽しむ余裕が出て精神的にも楽になる。

この頃から右足首にあったガングリオンも小さくなってくるなど、体のいろいろな部位によい変化も多くみられるようになる。

 

体の緊張が抜けてきて、今まで上部にあった緊張や痛みが緩まり、臀部の痛みを感じてくるが、これも治るための道順であることを説明する。

今後も好転反応などがおきて痛みなどの症状が出てくることもあるかもしれないが、マインドは強くもって、一喜一憂せず慌てずに進むことのアドバイスをする。

 

2016年5月後半

身体が変わると心も変わることに気付いた。

最近は明るく過ごす頃ができている。

 今までネガティブに思うようなことも多かったが、今はもっとポジティブにとらえられるようになる。

生きていることの喜びを感じ、感謝の念を持つようになった。

 

治療も以前のような痛みは感じなくなり、気持ちがよく感じる。

肌の色もさらに明るくなってくる。

調子がよく、歩いてもつかれないのでエスカレーターも使わずに階段も上り下りするようにしている。

アクティブに過ごせるようになる。

 

定期検診で、口腔扁平苔癬の状態が非常によくなり、1か月に1回の検診を2か月に1回でよいと言われる。

  

2016年6月

腰痛や坐骨神経痛が出てきていたのも治まってくる。

少し肩コリが起きたりしても、治療をするとすぐとれるようになる。若干足首に冷えを感じることがある。

調子が落ちた時は爪もみをするとすぐ調子が戻るようになる。

 

2016年7月

7月から治療の間隔をあけ、2週間~3週間に1回のペースにする。

最近は風邪もひかなくなっている。

間隔をあけても調子が落ちることはなく、検診でも、口腔扁平苔癬も白板症も両方ともきれいになっていると言われる。

 

ご飯の支度をしてもちゃんとは食べられず、味も感じないままミキサーにかけて食物を流し込んでいたことを考えると、今は自分の口でしっかり噛んで食べることができる喜びと、噛んで食べるという行為がいかに体を滋養くれるのかを本当によく感じるようになる。

少しの量でもかまわないから、自分の口で噛んで食べることの大切さを実感する。

体重減少も治まり肉付きもよくなってくる。

 

当初はがんにつながる可能性があると言われたが何の兆候もなく改善されている症例。

現在はさらなる完治をめざして邁進中。

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