扁平足とアトピーと喘息の意外な関係〜五臓六腑で解く byなるりえ
2026/10/23
【なるりえのひとり言1662】
先日、来院中のアトピー克服中の子とお話をしていると、
足の扁平足の話に。
土ふまずがべちょーっと水っぽく垂れている


本当に扁平足で、それが昔からで、お父さんもそうなのだそう。
そこで出た質問が、
父親もすごい扁平足で、自身と足の形がそっくりで、父親は重度の喘息持ちだと。
なので、自分も扁平足でアトピーだから、肺が弱いのか??
というもの。だいたいそんな感じのご質問でした。
ちゃうちゃう

!!!
肺が弱いのではなく、この偏平足、なんの経絡かというと、脾経です。
それがべちゃっと落ちている、というと、それは脾虚!に当たる可能性が…
しかも、彼女のような細身体形で、こういう足持っているとなると、そこに当てはまる可能性はより確実感が強くなります。
脾虚ってどんなよ?!
を簡単に言えば、消化などが弱いタイプ。
お腹が強くないし、食べ物から血に変える力が弱く、力強い血を保つのに苦労するタイプ。
わたしは全く脾虚の傾向がないゆえに、すべて食べたものは血肉となり、体動かしたり手入れしないと、とんでもなく肉付きがよくなりすぎてしまいます。これはこれで別の体質の悩み。これはこれで油断も隙もありません
しかし、この手のタイプの悩みはそうではないということですね。断食なんてもってのほか!
血が足りなくなりあっという間に弱ります
もちろん扁平足があるから全員脾虚ではなく、体力も強い人も中にはいるかもしれませんが、
彼女の全体図からみたら、これは確実に脾虚を表しているといって過言ではない感じです。体全体の情報とマッチングしています(この全体図から読み解くことが重要ね)。
では、消化能力が弱いと説きます。そして、食べ物から元気な血や免疫もつくるという働きも弱いと説きます。
そうしますと、どうなるか・・・。
肺というものは、どういう役割かといいますと、
門番なのですね。五臓六腑の臓器の中では一番浅い位置に存在し、最も外界との入り口に近い臓器です。
なので基本肺は、外界からのウィルスや菌をシャットする役割を持っているのですが、
食べ物から血をつくったり免疫をつくったりする能力が低いとなると

、
外界からのファーストステップである肺の免疫が過剰にがんばらなければいけないというシチュエーションに追い込まれることになります。
なぜなら血が作れないということは、体力が弱く戦えない体であると免疫に認識されるからです。
よって!外敵が入らないように肺の免疫ががんばりすぎてしまうことになるのです。
肺が実際に弱いのではなく、むしろ働きが過剰になってしまうということです。
それが彼らにとってのアトピー、喘息、アレルギー(花粉症も一部含む)!!
アトピー、喘息、アレルギーは肺が関わる3兄弟。
体の表面でやたら免疫がブロックをかけようとする作用が働くために、外に外敵を出そうとして、咳で出したり、皮膚で出したり、人間の体の浅い位置で反応するわけなのです。
お父さんも彼女も扁平足。
彼女の体質からみて脾虚。
きっと体質の似ているご家族なのでお父さんも脾虚。
彼らのアトピーも喘息も、この脾虚から起きていることで、肺が悪いからなっているわけではない!ということになります!
これで肺が悪いととらえるのは対症療法的考え。
なのでですね、
実は、お父さんも娘さんもよくすべきは脾臓(東洋医学的な)。そこをいかに強化するかの方が肺をよくするより大切だってことなのですねー。
お父さんも脾が弱くて、肺ががんばらなきゃいけなくなったからこその喘息。
娘さんも脾が弱くて、肺ががんばらなきゃけいなくなったからこそのアトピー。
病名を治そうとするのではなく、よくするべきはこの体の傾向、つまりは脾虚を補うというにことなのです
あ!なので、逆を言えば、
アトピーや喘息が出ていても、脾虚じゃない人がいるということ。
これよ?!大切なの。
これが根本療法の考え方の一つです!
病気みるくらいなら、五臓六腑優先!病気は結果でしかないのです。
VEBIA的にいいかえれば、これが体質ってものです
つまり、喘息があるから脾虚、アトピーだから脾虚、となるのも大間違いということでもありますね。同じ病気でもなる理由が違うってこと!
病名が同じでも理由が一緒じゃない!と考えたら、治すべきってものは本当は病気じゃない!なんてお話をしているのがVEBIAです
急がば回れ!見極める!

