薬の処方終了!アトピーステロイドの副作用からのびらん性胃炎 byなるりえ
2021/12/16
【なるりえのひとり言1154】 薬の処方終了!アトピーステロイドの副作用からのびらん性胃炎
ステロイドの副作用
- 易感染性:免疫力が低下するため感染症にかかりやすくなります。 ...
- 糖尿病、高脂血症、高血圧:過食をしない、塩分制限などの食事療法を行うことが大切です。 ...
- 消化性潰瘍:胃や十二指腸に潰瘍ができやすくなります。 ...
- 骨粗鬆症:骨が脆くなりやすいため予防薬(ビスホスホネート薬など)を内服します。
ざっと、
「ステロイド・副作用」
のキーワードで引いたトップに出てくる。
これ、免疫低下とも書かれていますし、コロナにも当然かかりやすいわけですし、
糖尿病、高脂血症、高血圧、
過食しない、塩分制限とかも書いてあるけれど、
お前(ステロイド)やめる事が先でしょ、それよりも、って話で。
で、3つ目に出てくる、消化性潰瘍・胃や十二指腸に潰瘍ができやすくなりますってありますよね。
これも本当に起きる話でね、
アトピーでステロイドずっと使ってて、びらん性胃炎であると診断されていた患者様。
私はこれ絶対に体がそもそも弱いのにステロイドを長年使った副作用だよ!と言っていましたが、医者側からははっきりそうとは認めている状態じゃないので、
これはこれで胃炎であり、当然のように胃炎の薬を処方されていました。
もちろん脱薬しているので、もらった上でも飲まずに治療を続けていきました。
しかし、vebiaの治療で体調もよくなってきているのにも関わらず、検査ではなぜか胃カメラで胃に出血の様子がみられる、と診断された。それが2年前の出来事。
でも、人間の体って変わる時、不思議な現象を起こしたりするんで、私は体調の良さを信じて、次の検査の時を待とうということで、1年経った去年。
患者様からこんな置き手紙が!!
これも嬉しかったんだけれど、
実はまた一年経った検査結果の報告が今日だった。
もうほとんどびらん(ただれ)も見られない。
ということで、今までは薬を処方されていたのに(再度飲んでいないけれどね)、
初めて薬を処方されなかった!
そして勝利です!
ということは、言葉でえらく褒められなくても、
薬を使う必要がないほど良くなっている!!ってこと。
最強の褒め言葉じゃなくて??
処方されないって最高の褒め言葉じゃん!と思いました。
でもね、逆に、
どれだけの多くの人が、
ステロイドの副作用のために、他の病気を発症して、
当たり前のように、その副作用の病気を、自分の病気のように、薬を処方されているか、と思うと、
病院とは、薬の処方を増やさせていくところでしかないな、と思いました。
ずっと慢性だった胃炎もこうやって、
体を変えていけば、治っていくのに、
薬を使って新たな病気を作る矛盾に、
反面、残念にも思うのでした。
ちなみにですが、先年この時期になくなった義母も、
薬を若い時から服用していた。
それからの病気の連鎖。
ステロイド以外の薬のせいももちろんありますが、
まんまと、
4番目の骨粗鬆症:骨が脆くなりやすいため・・・、
となり、腰の骨は何個も折れ、歩くこともままならないどころか、
2番目の糖尿病も見事に発症し、
結果、亡くなりました。
もっと早くから薬の怖さに気がついていれば、
こんなことにならなかったかもしれないのにね。
でも、このお話の患者さんは、ずっとあった胃炎も克服した。
最初はアトピーがきっかけだけれど、
ここで体は1つだ!ということに気がついていなければ、
これだって将来の胃ガンとかに繋がりかねなかった、ということですよね。