リウマチあるある!ホームケアのミス!脚の王様は誰? byなるりえ
2024/10/26
【なるりえのひとり言1498】 リウマチあるある!ホームケアのミス!脚の王様は誰?
ムムム!また1人見つけてしまった!!
そのケアの仕方違いますから~
というリウマチ事例。
というのは、VEBIAをやっていくと、あれこれよくなってきたとしても最終的にとどまりやすい膝などに痛みが出てしつこかったりすることが多いのですが、
そんな時にがんばってやりがちなホームケアミス。
それはお灸
お灸はいいんですよ!
あくまでやり方のミス!ということです。
なにかここまできて、好転するのがなんだか遅いぞ??という時に原因をさぐる必要が出てくるわけですが、
そこで私はあれ~、なんか理由ないかなぁ??と、質問をします。
なので、ホームケアどうしている?
お灸は?と聞くと、
やっています、と。
うん、やっているのはとてもいいね、と。
で、どんな風に?となります
そうすると、でたー、痛いところをメインにやるってやつ!!
アトピーなら出ているところに一生懸命しつこめにやる!的な。
肩こりだってそうじゃありません?
肩こり一生懸命揉んだところであんまり取れなくないですか??
多くの場合のリウマチの鬼門は、最後の砦の膝!!
膝の痛みを早くやっつけたくて痛いから一生懸命何度もやってました、、、と。
違うのよねぇ・・・、そこをやるのは確かに悪くない。
しかし、痛みを発する上流はそこじゃない!!
上流抑えず、下流の水たまりのような場所だけ一生懸命手入れしても、上から流れてきているんだってばさ
無駄な掃除じゃありませんか??
神経的に言えば、
脚の大元は腰やお尻近辺。
下半身の王様は腰です。
そして、さらに腰の大元は上半身でもありますが、さらに上にいけば脳になるので、結局上流の上流といったら、頭になっちゃいますが(神経の王様は脳ですからね)、
せめて、脚のトラブルがあることでのホームケアなら、せめて腰をもっと優先させてあげませんか??
神経図をみれば簡単です。
【解剖学ガイドI 】からお借りしました。
上半身で言えば、腕の王様は首みたいなね。
首の王様はまた頭になりますけれど。
脚の神経は脚から生えているわけではないのです
なので、悪いところばかり、と末端の現場ばかり抑え込もうとしたところで、
犯罪組織などで考えれば、
下っ端ばかり捕まえようとしたところでなんの事件解決にもなっていないようなことになるわけです・・・。
(この比喩で分かってもらえましたかね??)
膝は膝であって、膝ではない。膝が痛くても原因は膝ではないのに、
バランスを間違えて、大元ではないところに過剰な刺激を与えても、体はいい反応はしてくれません。むしろ、本来やるべきところを抜いて、枝葉の葉っぱばかり刺激しつづけることは、バランス崩し、炎症をあおってしまうなんてことも。。。
事件は現場で起こってはいない!
のです。
ここ、もう一度神経図でも眺めて考えてみましょう
アトピーもリウマチも、神経が大きくかかわる病気です。
神経から流れてきているからこそ、きちんと両側に反応が出るわけです。
虫刺されや、怪我とはワケが違うのです。
もしも虫刺されのような現場だけの疾患であるならば、事件は現場で起きているので、そこに処置するのがメインなんてことでも有効かもしれませんが、
しかしながらどんな症状も、全ての効率は、幹!にあるということを忘れてはいけないのです。
それが神経!というものです。ここを抑えずして、改善はない!ともいっても過言ではないと思います。
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