大腸の病気(腸閉塞)なのに肝(肝臓)が原因?治すのは大腸じゃない?? byなるりえ
2021/02/05
【なるりえのひとり言 1042】 大腸の病気(腸閉塞)なのに肝(肝臓)が原因?治すのは大腸じゃない??
今日いらっしゃった患者様。
腸閉塞を患い何度か手術も。
腸閉塞は大腸の病気なはず!!
だから大腸を治す方法を取ろう。
そう思うのが常だろう。
おそらく処方してもらっているという漢方。
それもお医者さんが出す限り、残念ながら、その腸閉塞という症状、病気に合わせたものであろう。
しかも大抵は、成分の薄い、添加物たっぷりの通例の粉のもの・・・。
しかし、私には見えた
この原因は大腸じゃない!
肝(東洋医学でいう肝臓)!なのだと。
これが治療なのだ。
これが根治であり、
本治といもの。
人によって同じ腸閉塞でも、なってくる理由が全く違うということ。
その理由の方にアプローチをかけること。
それが、漢方の使い方でもあり、我々のような治療でもあるのだ。
本治とかっていう言葉を調べれば、こんな言葉は簡単に出てくる。
(↓抜粋)
※例えば,肝気が昂っているために脾(消化吸収機能)が弱められて胃腸の調子が悪くなっている人に,いくら胃腸薬を与えても完治は望めません(→五行説)。
これが当たり前。
すなわち私は肝臓の鬱滞、肝鬱というものとして捉えたのだが、それはどういうものか?
ストレスなどにより、気が詰まった状態になる。
そうすると、どうなるか。ガスが溜まる。お腹なども張る。背中はガチガチ、ピキピキ、バキバキ。体が固まりすぎて、筋張った弦のようなものが背中のあちこちにできて、体をパンパンに張らせてしまう。
ま、言ってみると、交感神経パンパン状態に陥っている現象とも言い換えられる。
交感神経パンパン状態?
そんな状態で内臓がまともに動くと?
常識として、多くの内臓は、副交感神経が優位になることによって括約するものなので、当然ながら腸の動きも悪くなる。
気が上に上がってしまい、上実下虚にもなる。
上実下虚?
上には熱が溜まって、力が入っているが、その分気や血が持っていかれて、下側が弱りやすくなる。
頭寒足熱の反対とも言えるかな。頭熱足寒。
内臓だったら下側にあるものは??
大腸は?下でしょ?当然弱ってくるよね1
その肝の副産物として生まれたものが、腸閉塞ということ。
じゃ、治すべきものは?
腸じゃないんです(もちろんよくすることに損はないが)、まずは肝を緩めることなんです
こうやって、現代医療的考えは、全ての大切な東洋医学の考えをも蝕んでいる。悪用はやめてほしいものだとつくづく思うのと同時に、
症状を取ろうということの考え方自体、実は対症療法的考えなのだということを理解しなければいけないのだ。
これができないこと、それが大怪我の元なのだと私は感じるのです。
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