2018.02.13
脱ステを語るアトピー治療。免疫療法の落とし穴 byなるりえ
【なるりえのひとり言 544】 脱ステを語るアトピー治療。免疫療法の落とし穴
アトピーの患者さんからこの治療を始めるに当たって相談があった。
もう一つ、気になるところがあって、アトピーでは有名なクリニックなんですけれど、一応そちらも行ってみていいですか?!って。
もちろん!気になっているのに、見てはいけない、なんてことは絶対にないし、きちんと比較するべきだと思う!!
わたしはわたしの思いを伝えたし、
逆にきちんと比較もしてほしい。
ただ・・・、わたしは思うよ、、、とは伝えた。
現代医療の知識とか感覚内では薬をやめるとか言い出しても、
体に対する何の技術ができるわけではないから、
免疫とか脱ステとか語っても、
何もできない可能性が高いと思いますよ?おそらく・・・、って。
これは医師であった福田先生が自律神経免疫療法時代にも苦しめられた事実。わたしもすごくこのジレンマには苦しんだ。
なぜ何もしないのに、免疫を語ってるの?!
その突っ込んでいる牛の胎盤やらビタミンCやらって、別に免疫じゃなくて、単なる薬の代替え品でしょ?!って。本人が治っているわけじゃないじゃん?!って。ガンの免疫治療なんてこんな有様です。
自然の力では全くない。抗がん剤じゃないってだけ。
アトピーだってそう。
おかしな食事療法始めて、過激な生食やらせてみたり、うちに逃げてきたアトピー患者さんはそもそも体力もなく、著しい免疫低下を起こして、生理まで止まりましたからね。
あ、もちろんですが、アトピーはさっぱり治りませんでした。
うちに来てようやく免疫が息を吹き替えして克服していきました。
こんなもんですよ。体を感じてなんていない。
さてさてさて、話は戻りますが、
そのクリニックに行かれた患者さんに、思い出して、
「え?あれ、そういえばどうだった?!」って。
「あ、何もしてくれないんでやめました」って。
そうでしょうね・・・。
これが有名ってビビりますよね。
ステロイド塗らない代わりに入院するだけ!なんだって( *`ω´)
脱ステだけで何もしない?は本当だったのね!
ここに多くの患者さんが収容されていると思うとゾッとする。
何もしないのになぜお金払うの??それって、宗教??みたい??気持ちを脱ステにしてくれたことへのペイ?なのかな。
このタイプもありですね、免疫系。
「何もしない教」にはめる。
何もしないのがいい!!って、
これ言いかえると、体を自然に戻してあげる方法がわからない、何もできない、
ってことです。
どうして?そこにお金払うの??
医療は手当じゃなくなったのかな、手一つも当ててないけれど。
治るために薬を使う矛盾は感じたのはいいとしても、
でも、それそもそも何もしないなら、存在の必要ない?って話にはならないのだろうか。
医者がいればいざ何かあったら薬出してくれるから安心代?っていうなら脱薬している意味はないし・・・。
でも、そもそも、
何もしなくて病気が治るわけじゃない、元々は何もしない状態で病気になったわけですから。アトピーもそうですよね。出やすいんです。
ということは忘れてはいけない。
そして薬だけ頑張って抜いても、もちろん体質が変わる訳ではない、プラス、薬の猛毒というものは、体をすでに蝕んでいます。
実際、その長年のステロイド薬を出し切れる程の力がある人は少ないと思います。
治療をしていたって、ステロイド数十年に渡ればその薬の残骸に本当に手こずるし、体にやったツケというものは返し続けていかないとと感じる中、何もしなくて本当に間に合うのか?!
って思いませんか。
これは脱ステという言葉のワナ。
一生、脱ステ中になってはいけない!
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